考えられる原因
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対処
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サブスクライバの障害 | 「レプリケーションの状態を確認する」を参照 |
RETURN RECEIPTタイムアウト時間が長すぎる |
ttReplicationStatus()プロシージャを使用して、マスターに対するサブスクライバ・データ・ストアの状態を確認します。サブスクライバがFailed状態になっている場合、障害のあったデータ・ストアへの対処法について、『Oracle TimesTen Replication - TimesTen to TimesTen開発者および管理者ガイド』のデータ・ストアのフェイルオーバーとリカバリの管理に関する項を参照してください。
ttReplicationStatus()を使用して、subscriberdsデータ・ストアのステータスをそのマスター・データ・ストアmasterDSNから取得します。次のように入力します。
> ttIsql -connStr "dsn=masterDSN" Command> CALL ttReplicationStatus ('subscriberds'); < SUBSCRIBERDS, MYHOST, 0, failed, 1, 10, REPSCHEME, REPL > 1 row found.
ttRepSyncGet()プロシージャを使用して、RETURN RECEIPTタイムアウトの設定を確認します。-1は、サブスクライバからの応答を受け取るまでアプリケーションが待機することを示します。サブスクライバの応答の受取りは、ネットワークの待機時間などの問題によって遅延する可能性があります。これらの問題を解決するか、またはttRepSyncSet()プロシージャを使用してRETURN RECEIPTタイムアウト時間を再設定します。
詳細は、『Oracle TimesTen Replication - TimesTen to TimesTen開発者および管理者ガイド』のRETURN RECEIPTサービス・トランザクションのステータスの確認に関する項を参照してください。