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Oracle TimesTen In-Memory Databaseトラブルシューティング・プロシージャ・ガイド
リリース6.0
B25774-01
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レプリケーションからのレスポンスがない、ハングしている可能性がある

考えられる原因
対処
サブスクライバの障害
RETURN RECEIPTタイムアウト時間が長すぎる

レプリケーションの状態を確認する

ttReplicationStatus()プロシージャを使用して、マスターに対するサブスクライバ・データ・ストアの状態を確認します。サブスクライバがFailed状態になっている場合、障害のあったデータ・ストアへの対処法について、『Oracle TimesTen Replication - TimesTen to TimesTen開発者および管理者ガイド』のデータ・ストアのフェイルオーバーとリカバリの管理に関する項を参照してください。

例4.12

ttReplicationStatus()を使用して、subscriberdsデータ・ストアのステータスをそのマスター・データ・ストアmasterDSNから取得します。次のように入力します。

> ttIsql -connStr "dsn=masterDSN" 
Command> CALL ttReplicationStatus ('subscriberds'); 
< SUBSCRIBERDS, MYHOST, 0, failed, 1, 10, REPSCHEME, REPL > 
1 row found. 

RETURN RECEIPTタイムアウトの設定を確認する

ttRepSyncGet()プロシージャを使用して、RETURN RECEIPTタイムアウトの設定を確認します。-1は、サブスクライバからの応答を受け取るまでアプリケーションが待機することを示します。サブスクライバの応答の受取りは、ネットワークの待機時間などの問題によって遅延する可能性があります。これらの問題を解決するか、またはttRepSyncSet()プロシージャを使用してRETURN RECEIPTタイムアウト時間を再設定します。

詳細は、『Oracle TimesTen Replication - TimesTen to TimesTen開発者および管理者ガイド』のRETURN RECEIPTサービス・トランザクションのステータスの確認に関する項を参照してください。